アオズムカデ?

Scolopendra sp. cf.subspinipes japonica





私が現在、せっかく『Scolopendra』というハンドルネームでやっているので、1匹ぐらいScolopenra属のムカデが欲しいなぁと思っていた、そんな時に出会ったムカデです。
「沖縄産のオオムカデの一種」という曖昧な名前で販売されていたので、実物を見るまで、Scolopendra属であるかすらわからず、ドキドキしていたのですが、届いて現物を見て、まぁ、とりあえずScolopendra属に間違えなかろうと、一安心でした。
関東でよく見たトビズムカデ S.subspinipes mutilans とはあきらかに違うし、アオズムカデなのでは?と。
図鑑系には、アオズムカデは北海道と沖縄を除く国内に生息となっているのですが、沖縄関連のサイトに、普通に名前が出てきているので、いるのではないか、と。
元来いなくても、移された可能性は高いですしね。
アオズムカデだとすれば、他の国にも跨って生息する他亜種と違い、国内にしか生息しないという、なかなか愛国心をそそって下さる子です。
サイズは最大でも10cm程度と、Scolopendra属の中でも、ましてや、同種他亜種の中でも小型のものですが、赤黒い種の多い中、青黒い色彩が非常に美しいです。
写真の子は、まだ5cm程度と小さいからかもしれませんが、脚にも淡い青色が入り、非常に美しいです。
脚は21対。
毒性は低くはないようなので、咬まれないように注意。


上の写真の子が、粉を吹いちゃってるのは、乾いた赤玉土の入った容器に入れてしまったため、微塵がついてしまったからです。
あとからこの赤玉土を湿らせ、さらにシェルターがわりにもなるだろうと、一部にミズゴケを入れました。
ものすごくパニックを起こしやすく、飛び跳ねるようなトリッキーな動きや、素早いダッシュをしたりするので、逃げたりしないように、扱いにも、ケージにも注意が必要でしょう。
このサイズでありながら、弱らせた成虫のヨーロッパイエコオロギを食べてくれたので、餌の供給は楽ですね。


'04.2/16


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