2003/11/09(Sun)


ホームセンターで、ぼんやり園芸コーナーを眺めていて、お!っと、立ち止まる。
サボテン売り場に、エキノカクタス属のものと思われるサボテンを発見したのだ。
たぶん、金鯱。
オーソドックスなサボテンの割には、案外小さいのを見かけない金鯱。
欲しかったのだが、すぐには一緒にいた連れ合いに、欲しいと言い切れず、店を巡っている時に、やっぱりどうしても欲しくて、帰り際にねだって購入(^_^;;ヾ
金鯱、思い出深いサボテンなのだ。
いかんせんホームセンターのサボテンで、名札があるわけでもないので、実際に金鯱なのかどうか不明だが、私の鑑定眼が間違えなければ、金鯱のはず!
金鯱でなくても、エキノカクタスであるはず!
エキノカクタスであれば、ホームセンターで安価で売られているのであるから、やはり金鯱のはず!
だからやっぱり、金鯱のはず!(しつこい?)



というわけで、そのサボテン。
しゃちゑと命名。
球径約5cm。
でも、よく見ると、青い人工的な砂で、
鉢の表面が固められていて、
しかも鉢底に穴もない。

ネットで調べたら、この砂の糊は、水でやわくなるという事だったので、一時水に漬け、ほじってみるも、なかなか土が出てこない。
かなり深いところまで、この砂で固められているのであろう。
うーん、これでこの状態のまま植えておくのは、あきらかによろしくないと思う。
できれば、速攻植え替えたいところだが、気候がイマイチ。
不安である。
迷ったものの、自分で決められるわけもなく、ネットで、サボテンに詳しそうなサイトの掲示板に、質問の書き込みをしてみる。
答えてくれるといいけれど…

あと、盆栽の苗達用に、ビニール温室を買ってきた。



こんなの。
ちゃちいけど、悪くない。
2980円だもん。
安いよね。



2003/11/10(Mon)


ネットのレス無し!

せっかちものの私は、それでも今日色々考えていたので、植え替え決行!

だってさ、水の浸透の問題もだけれど、空気の流通の問題があるわけじゃない。
冬のサボテンに、水はほぼ不要と言っても、根の呼吸は必要なわけじゃない。
メリット、デメリットを考えると、私的には、植え替え決行が吉となったわけです。
そんなに弱いサボテンでもあるまい。
これから春まで、過保護に育てたっていいじゃない。
それで、多少軟弱な子になったとしても、死んじゃうよりはいいじゃない。
まだ小さい今、この冬を過保護にしたぐらいで、不恰好になるなら、それはそれでいいじゃない。
そもそも、購入経路がセコいんだから、それでも元気に育ちそうな方向に、私は賭ける!

と、いうわけで、鉢をハンマーで割ってみた。
とても、一般的な抜き方で、サボテンを抜ける風ではなかったので。
…っていうか、それができるなら苦労してねーってのね(^_^;



割った姿。
…って、かなり驚かされました。
っていうのも、昨日、糊をやわくするために、
10分程、水にどぶ漬けしたんですよ。
それなのに、写真でもわかるぐらい、
水が入っていない(^_^;
水がこれだけ浸透しないのだから、
空気も、どれだけ入るか考えると、
なんともオソロシイ話です。
植え替え、絶対正解と思う。



幸い、根は綺麗そうだ。
多少サボテンに付着している青い砂は、
まぁ、問題ないだろうと、無視。
本来サボテンは、根をいじった時は、
乾燥させるのがオーソドックスなようだが、
今回は成長のための植え替えではないので、
乾燥も、土を綺麗に落とす事も却下。
次回の植え替えの時にしましょう。



植え替え後。
土は、赤玉7に桐生砂3。
適当です(^_^;ヾ
肥料系は何もしませんでした。
うまくすれば、春にも植え替えるかもしれないと、
だとしたら、その時、きちんとしようかと。
植え替えして、水はあげませんでした。
根をいじったのに、乾燥させなかったので。

これで、うまく行くといいけれど…



2003/11/11(Tue)


見てくれ!


こんな写真じゃわからないかな?
でもね、確実に、色艶がよくなったんだよぉ!
連れ合いにもわかるぐらい、あからさまに。

それは、もしかしたら、一昨日水を、わずかながら吸ったからかもしれないし、暗い店内ではなく、薄日ではあるが、光を浴びたからかもしれない…等々、可能性は色々考えられるのではあるが、ここは一つ、植え替えをしたから、って思い込みたい!(^_^;/

これで、元気に冬を越してくれれば嬉しいのだが。



2003/11/12(Wed)


千太郎さんという方から、レスをいただけた。

氏曰く、

「栽培環境によってなので、一概に言えませんが、植え替えるべきだと思います。
追伸、1月頃に、某業者さんから抜き苗の小苗で送られてきたものも、千葉県北西部でもOKでした。」

との事。

ふむふむ、これは選択成功であろうと、ほくそえむ。

しゃちゑは、ますます良い色を出している。



2003/11/15(Sat)


しゃちゑを、ずっと室内で、朝、窓際に置き、帰ってからテレビの上に取り込むという風にしていたのだが、今日、とりあえずビニール温室に取り込んでみた。
ついでに、水をあげる。




元気に育てよ、しゃちゑ。



2003/11/24(Mon)


温室の空気を入れかえようと、ベランダ側からしゃちゑを見てビックリ!
なんと、日焼けしていたのだ (>_<;




なんと痛々しい…


最近寒かったので、温室の開け閉めもしておらず、室内側からしか見ていなかったので、まるで気がつかなかった。

まだ根が張りきれていないのに、温室内で昼間高温になり、かつ、強光を浴び続けてしまったからであろう。
もう寒いから平気かと、まったくもって、イージーミスでした…
遮光ぐらいしてあげれば良かったのですが、横着してしまいました…

とりあえず、温室外に出し、あまりにも夜間気温が下がる時だけ、夜間のみ温室に入れる事にする。

サボテンの日焼けは、生長して、その日焼けが下のほうに移動して見えなくなるまで治らないとの事。
つまり、治らないって事だ。
うぅぅ、早く目立たなくなるまで育っておくれ…
ゴメンよぅ



2003/11/25(Tue)


何気に、ヤフーオークションで、金鯱の種をゲットした!




種10粒。
ちっさ!


種を手に入れれば、蒔きたいというのが、人の常。
しかし、サボテンの種は、20℃以上を維持しないと発芽しないという。
しかも、湿度が必要らしいので、密閉気味の容器が欲しいのだ。

しかし、面白いもので、この日、我が連れ合いの友達が遊びに来て、プリンを土産に持ってきた。
このプリンの容器が、まさに種を蒔くに、もってこいだったのだ!

砂をふるいにかけ、1mm前後の目でそろえ、レンジで殺菌した後、水で冷やして、プリンの容器に入れる。




いいじゃない。
いいじゃな〜い。


嬉々として、種を、5粒だけ蒔く。
あとの5粒は、春に蒔こうと思ったのだ。

ふと、容器を見ると、水がたまっている。
こりゃいかんと、水を切ろうと思ったその時、

ひっくりかえした(×□×;;;;

種、むろん、行方不明です。

掃除機の餌食に…


あまりにも悲しかったので、そのまま、残りの5粒をそこに蒔く。

そして、その容器をぴたり適温の上に。

温度は、これで保てるはず。
はえてくれよ!はえてくれよ〜金鯱!



2003/11/28(Fri)


蒔種した容器を見たら、ピンポイントでなのだが、砂が乾燥していた。
水を足す。
密閉容器なのに、こんなにすぐに乾きだすとは。
密閉度が低いのだろうか?
それとも、毎日一度ぐらいは、フタを開けて見ているので、湿気が逃げているからなのだろうか?



2003/11/30(Sun)


蒔種した容器をまじまじと見てみたら、根が生えてきたと思われる種を発見!




水色の丸の部分。
わかるだろうか?




これこれ。
ものすごく小さいので、
わかった自分がスゴイ!ってカンジ。


とりあえず、2つしか見つからなかったが、蒔種して、わずか5日で発根を確認できたのだから、俄然ほっとしたし、やる気も出るというもの。
これからが、マジでかなり楽しみ。

しゃちゑは、その後、日焼けする事もなく、無事に過ごしています。



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